～チェコ医学部の英語の試験と勉強法について TOEFL itp ～
今回はチェコ医学部（ハンガリー医学部）
の入学試験などで使われる
TOEFL itp について書きたいと思います
TOEFL itp とはなにか？
TOEFL ibtよりも受験料が安くいろんな場面
（留学するときの内部試験など）
大学や高校でのクラス分けなどに使用されています
TOEFI itpではすべてマーク式で、
リスニング・文法・長文の三種類の形式で行われます
合計で二時間近くのテストなので
集中力も必要になってきます
内容
全体を見ていえることは
センター試験（共通テスト）の勉強ではTOEFL itpは解けません！
TOEFL itpというのは大学の講義の一部をテストにしたようなもので
専門的な単語が必要なので
なかなかセンター試験（共通テスト）で使う単語では太刀打ちできません
受ける予定があって
まったく勉強していないという人は
この後におすすめの参考書を紹介しますので
そちらをご覧ください。
得点
得点は計算が少しややこしいのでこちらをご覧ください
得点計算のやり方はsectionごとの点数をだして
その点数をすべて足して10倍して3で割ると点数が出てきます
各欄の
左側が最低値
右側が最高値となっています
少しわかりにくいので例を紹介します。
section１では33問正解 section2では25問正解 section3では41問正解したとします
なので
section1では52点～54点
section2では48点～50点
section3では54点～56点
獲得したことになります
最低値 ｛（52＋48＋54）×10｝÷3 ＝513
最高値 ｛（54＋50＋56）×10｝÷3 ＝533
つまり今回の得点は513点～533点の間となります。
｛（section1の得点＋section2の得点＋section3の得点）×10｝÷3
と計算するといいです。
※団体によっては換算方法が違う場合があります
単語
とりあえずこれをやれば大丈夫です
とりあえず何回も繰り返して行いましょう
一回で覚えようとせずに何回、何十回と繰り返して覚えると記憶にとても残ります
おススメの勉強法は
一つの単語は一秒みて次の単語に進み10分で600単語見る
という作業を×3毎日行うというものがいいと思います
理想は一週間後に覚えた600単語が
英語を見た瞬間に意味が何となく分かるぐらいに
持っていけるといいです
リスニング
センター試験（共通テスト）と比べて会話が早く長くて
内容も専門的で難しいので
継続的な学習が必要です
設問は大きく分けて三つに分けれます。
短い会話 長めの会話 講義という感じになっています。
特に長めの会話と講義は
速いペースで一回しか読まれないため、
対策をしていないときついです
単語も難しいものが出てきますので
単語学習と合わせて毎日やりましょう
おすすめの参考書はこちらです
リスニングは慣れるまで時間がかかりますが
たくさん練習していると必ずわかるようになるので
しばらくの間は毎日聞くようにしましょう
おススメの勉強法はとりあえず毎日やる それだけです
文法
こちらはセンター試験（共通テスト）とレベルは同じくらいですが
センター試験（共通テスト）と違って設問に癖があるので
練習が必要です
ただしやり方さえ覚えてしまえば
簡単に高得点を狙える分野でもあります
こちらの参考書では
意味を考えずに解くという斬新なやり方で
だれでも高得点をとれるようになりますので
おすすめです
![全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策 ([テキスト])](https://m.media-amazon.com/images/I/51bQaSjxNGL._SL160_.jpg "全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策 ([テキスト])")
一見難しそうに見えますが慣れてしまうと
ストレスなく説くことができます
おススメの勉強法は
これを何周もして
瞬間的に解けるようになるまでやる方法です
長文
こちらはセンター試験（共通テスト）の解き方では
まったく歯が立たないので
参考書を買って勉強しましょう
専門的なテーマが多く題材にされ
さらに専門的な単語を知らないと
まったく解けないので
先ほど紹介した単語の参考書とこの参考書を使って
学習してください
とくに時間もテスト本番では
少なく問題も50問と多いので
たくさん解いて慣れていきましょう
最初からすべての問題を一気に解くのではなく
一日一個の長文を解いて
しっかりと復習してから次の文に進むといいです
長文には読む体力が必要なので
ゆっくりと時間をかけて行いましょう
おススメの勉強法は特にないですが
一番嫌いになりやすい分野なので
TOEFL itpを勉強する際には
一番最初にやっておくといいと思います
各分類に充てる勉強の時間の割合
最初は
単語＞文法＝リスニング＞長文
みたいな感じでやればいいと思います
文法やリスニングは得点がすぐに上がりやすく
継続的なモチベーションも保ちやすいです
一か月を過ぎたくらいから
単語＝長文＞リスニング＞文法
でいいと思います
このあたりになると文法はあまり勉強しなくても
高得点が取れているはずなので
文法を控えめにして
長文を多めにするといいです
また語彙もある程度増えると
長文が読めるようになるので
ここらへんではたくさん長文読んでも
イヤにならないと思います
ただし単語はすぐに抜けていくので毎日継続的にやるべきです
一か月も勉強せずに点数を上げたいと思っているそこのきみ！
文法を極めてください。
正直な話
文法に関していえば
単語を全然知らなくても
（最低限高校の単語は7割くらいは意味がなんとなく分かる程度）
解けます
仮に文法が満点で他が0点でも433点はあります。
リスニングや長文の答えをすべてaにしておけば450点は余裕で超えます。
チェコ医学部やハンガリー医学部では450点超えればいいので
もし本当に時間がなければこの方法でも大丈夫だと思います
（どうせやらないといけないので、時間があるなら普通に学習しましょう）
もう一度いいます
すぐにでも点数をあげたいなら
文法を極めましょう
では良い結果を期待しています(^^)/
おススメの過去の記事
hungarymedicalstudent.hatenablog.com
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